インターネットが普及していなかった時代、起業時には名刺や会社案内のパンフレットが欠かせませんでした。
現代では、その役割をホームページが担っています。
起業にはホームぺージが必要不可欠な理由は主に下記のとおりです。
1.信頼性と信用の確保
ホームページがあることで、会社が実在し、真剣にビジネスを行っているという印象を与えます。特に新規顧客や取引先にとって、信頼の判断材料となります。
2.24時間営業の窓口
ホームページは「休みなく働く営業マン」です。営業時間外や休日でも、商品やサービスの情報を提供し、問い合わせや資料請求につなげられます。
3.顧客獲得のための集客ツール
SEO(検索エンジン最適化)を活用すれば、ホームページは見込み客を自然に引き寄せる強力な営業ツールになります。SNSや広告と連携することで、集客効果も高まります。
4.ブランド構築と差別化
自社のコンセプトや想い、強みを発信することで、競合との差別化ができます。デザインや言葉の使い方でも、ブランドの「世界観」を伝えられます。
5.採用活動にも有利
ホームページは、求職者にとっても会社を知る重要な手がかりです。採用ページを設ければ、理念や職場環境、福利厚生などを丁寧に伝えられます。
6.情報発信と顧客との接点の維持
ブログやニュース機能で最新情報を発信でき、顧客との関係を維持できます。メールマガジンの登録窓口にもなります。
7.広告やPRの着地点(ランディング)
SNS広告、チラシ、名刺、イベントなど、すべての販促活動の「着地点」として機能します。リンクやQRコードで直接誘導可能です。
補足:無料のSNSではダメ?
SNSも有効ですが、アルゴリズムに左右されやすく、情報の整理性・永続性に欠けます。ホームページは「会社の本拠地」として機能するため、SNSとは役割が異なります。
逆にホームぺージを持たない企業・個人事業主は下記のようなデメリットがあります。
1.信頼性の欠如
顧客や取引先は、まずネットで会社名や商品名を検索します。ホームページがなければ、「この会社は大丈夫かな?」「怪しくない?」と不安を抱かれる可能性が高くなります。
2.情報提供の手段が限られる
商品の詳細、価格、サービス内容、営業時間、会社の所在地など、基本情報を掲載する場所がありません。顧客の「知りたい」に応えられないと、すぐに他社に流れてしまいます。
3.検索に引っかからない=見つけてもらえない
Googleなどで検索しても情報が出てこないと、そもそも「存在していない」のと同じです。特に「地域名 × 業種」などで検索するユーザーに見つけてもらうチャンスを逃します。
4.広告やSNSの効果が半減する
チラシやSNS広告を打っても、「詳しくはこちら」がないと問い合わせにつながりにくく、効果が薄れます。ホームページは広告の“受け皿”として重要です。
5.競合に遅れを取る
同業他社がしっかりしたホームページを持っていれば、そこで差がつきます。特に「選ばれる理由」を言語化・可視化できないと、価格や立地などの条件だけで比較されがちです。
6.問い合わせや予約が不便
電話やSNSのみの受付だと、対応時間が限られたり、手間がかかったりします。ホームページにフォームがあれば、24時間いつでも受付可能です。
7.拡大や採用に支障が出る
事業が軌道に乗ってきても、信用や情報が不足していると、パートナー企業や求職者が集まりにくく、成長が頭打ちになることもあります。
補足:よくある誤解
「SNSだけで十分」「知り合いの紹介だけで仕事が来る」
→ 初期はそれでもやっていけることがありますが、新規顧客開拓・規模拡大・信用構築を考えると、ホームページなしでは限界があります。
まとめ
ホームページは「贅沢品」ではなく、「最低限の名刺以上の存在」です。
起業された際には、ご自身で作成する場合でも、業者に依頼する場合でも、ホームページの開設を強くお勧めいたします。
また、ホームページが検索エンジンに登録されるまでには、数日から数ヵ月かかることがあります。
そのため、起業のスケジュールが決まり次第、早めに準備・行動に移されることをお勧めいたします。
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